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J-GLOBAL ID:201302266016896866   整理番号:13A1202616

イネにおけるOsDET1の変異はクロロフィル含量を増加させる

Mutation of OsDET1 increases chlorophyll content in rice
著者 (10件):
資料名:
巻: 210  ページ: 241-249  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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重要な農学的形質として,クロロフィル(Chl)含量は植物における光合成に密接に関連する。イネ変異体Gc(Oryza sativa indica)がその高まったChl含量(Chl bおよび総Chl)および増大した光合成速度によって過去に特徴付けられた。ここでは,高まったChl含量がArabidopsisおよびトマトにおいて光伝達および形態形成に関与することが知られているDE-ETIOLATED1(DET1)のイネ相同体の変異により生じたことを記載する。配列分析により,OsDET1の高まったmRNA水準に導くGc変異体は開始コドンの上流に2つの断片挿入および1断片欠失を携えることを明らかにした。更に,Gc変異体はOsDET1の第7エクソンにTからCへの1塩基置換を有し,それは高度に保存された領域に局在するロイシン328からセリン328を生じた。遺伝子相補は,OsDET1変異がGc変異体の葉のChl含量を高めることを証明した。OsDET1は緑色組織に豊富に発現され,その発現は概日調節下にあるようだ。タマネギ外皮細胞において,OsDET1-GFP融合蛋白質はOsDET1が核に局在することを示した。これらの結果は,Gc変異体におけるOsDET1変異がイネにおいてChl含量を増加させ,このことが光応答性の増大に重要であるにちがいないことを指摘した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分子遺伝学一般  ,  植物の生化学  ,  稲作 
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