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J-GLOBAL ID:201302266056706946   整理番号:13A1300553

酸性鉱山排水の修復用に黄鉄鉱へのシラン系コーティング

Silane-based coatings on the pyrite for remediation of acid mine drainage
著者 (13件):
資料名:
巻: 47  号: 13  ページ: 4391-4402  発行年: 2013年09月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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黄鉄鉱とその他の金属硫化物の酸化に起因する酸性鉱山排水(AMD)は,河川の酸性化と共に毒性金属の浸出を含む大きな環境問題を生じている。発生源でのAMD管理の目標と共に,筆者等は,黄鉄鉱酸化を低減するためにテトラエチルオルトシラン(TEOS)と,n-プロピルトリメトキシシラン(NPS)コーティングの可能性を評価した。無被覆と被覆黄鉄鉱からの全FeとSO42-の流出を,化学酸化剤(H2O2)又は鉄酸化細菌(Acidithiobacillus ferrooxidans)の存在で測定した。結果は,TEOS-とNPS-系コーテイングは,黄鉄鉱の化学酸化をそれぞれ59と96%(Fe流出に基づく)まで低減し,一方黄鉄鉱の生物酸化を69と95%まで低減した。これらの結果は,酸素,水と細菌の透過を制限する黄鉄鉱表面のFe-O-SiとSi-O-Si結合の緻密なネットワーク形成によるものであった。TEOS被覆黄鉄鉱の結果と比較して,高いpHと全FeとSO42-の低濃度をNPS被覆黄鉄鉱の酸化で観測し,これはNPS系コーティング表面の疎水性基の存在と亀裂のないモルフォロジーによるものであった。シラン系NPSコーティングは,黄鉄鉱酸化を抑制するのに非常に有効で,その発生源でのAMDの修復用の有望な代替手段となれることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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