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J-GLOBAL ID：201302266084621611   整理番号：13A1562593

赤外線レーザを用いたマルチガス検知用のHelmholtz空洞から再改良された光音響共鳴セル

Photoacoustic Resonant Cell remodified from Helmholtz Cavity for Multi-gas Sensing Using Infrared Lasers

著者 (6件)： ZHAO J. J. (Beijing Municipal Inst. Labour Protection, Beijing, CHN) ,  ZHAO J. J. (Inst. Electronics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  LI X. H. (Beijing Municipal Inst. Labour Protection, Beijing, CHN) ,  ZHAO Z. (Inst. Electronics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  GAI X. L. (Beijing Municipal Inst. Labour Protection, Beijing, CHN) ,  LIU Y. Q. (Beijing Municipal Inst. Labour Protection, Beijing, CHN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 562/565 Pt.3  ページ： 1016-1020  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光音響スペクトロスコピーは,痕跡レベルのガスを検知する高感度で非接触,非破壊測定が可能な方法である。この論文は,Helmholtz空洞から改造した多重ガスの光音響信号の検出に利用できる光音響共鳴セルの方法及び性能について報告する。セル中のサンプルがパルス線源により照射されると,入射光が分子の定常状態と許容励起状態の間の差に合致するエネルギーを持つとき,光が吸収され,分子を励起状態に上げる。短時間で分子が崩壊して,基底状態に戻ると,サンプルの局所温度及び圧力の上昇につながり,高感度マイクロホンによりその音響波の生成が検出できる。実験システムは,検出体への高い吸着能力及び特異性を持つ共鳴Helmholtz空洞,空洞の中心に置かれた高感度マイクロホン及び2つの赤外線レーザから成る。異なる化学種により生成される音響信号を分離するため,2つのレーザは,わずかに離れた共鳴周波数f₁=175Hz及びf₂=125Hzで変調される。水蒸気(300ppm)及び二酸化炭素(300ppm)の再改良Helmholtz共鳴オンライン,リアルタイム同時測定は,各々約4.41mV及び19.77mVの信号を示した。

シソーラス用語： 赤外レーザ ,  *音響共振器 ,  光音響効果 ,  マイクロホン ,  *ガス検出器 ,  検出 ,  *二酸化炭素 ,  *水蒸気
準シソーラス用語： Helmholtz共振器 ,  ガス感知

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  その他の光学的効果  (BM08040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 赤外線レーザ ,  マルチ ,  ガス検知 ,  空洞 ,  共鳴 ,  セル