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J-GLOBAL ID:201302266095057084   整理番号:13A0868500

湧水湿地におけるヌマガヤ群落刈取り後の種組成および種多様性の変化

Changes in Species Composition and Species Richness of the Moliniopsis japonica Community after Harvesting in Hillside Seepage Bog
著者 (5件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 457-460  発行年: 2013年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,湧水湿地におけるヌマガヤ群落刈取り後の種組成および種多様性の変化について報告した。先ず,調査地概要に関し,調査は,兵庫県三田市相野に位置する湧水湿地(通称:皿池湿原)で,最寄りの年平均気温は13.8°C,年降雨量は1239.9mmで,温暖・小雨を特徴とする瀬戸内気候で,海抜240mであることを報告した。次に,植生管理および現地調査に関し,刈取り管理の対象としたヌマガヤ群落は3~7°の緩傾斜地に連続的に分布し,地下水位は場所ごとに異なることが現地踏査により確認されていることを報告した。更に,結果に関し,種組成および種多様性,群落構造とリターの厚さおよび被度,地下水位と種多様性の関係を報告した。加えて,考察に関し,刈取りが種組成と種多様性に与える影響,刈取りがヌマガヤに与える影響を報告した。最後に,ヌマガヤ群落の刈取りにつながる植生管理方法の提案に関し,刈取りの時期,方法,範囲および経過観察について報告した。
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分類 (1件):
分類
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公園,造園,緑化 
引用文献 (16件):
  • 1) 福井 聡・栃本大介・吉田久視子・武田義明(2012):湧水湿地における周辺樹木の 生長による湿原面積の縮小と種多様性の変化:ランドスケープ研究75(5),457-460
  • 2) Hada, Y.(1984):Phytosociological Studies on the Moor Vegetation in the Chugoku Distinct, S.W. Honshu,Japan. : Bulletin of the Hiruzen Reserch Institute, Okayama University of Science 10, 73-110
  • 3) 瀬沼賢一(1998):美濃-三河地域の低湿地植生:植生学会誌15(1),47-59
  • 4) 芹沢俊介(1992):愛知県及び岐阜県東濃地方の丘陵・低山地における湿地性植物 の現状:愛知教育大学植物標本室報告 No.1,愛知教育大学生物学教室,166pp
  • 5) 菊池多賀夫・植田邦彦・後藤稔治・佐藤徳次・高橋弘・高山晴夫・中西正・成瀬亮 司・浜島繁隆(1991):周伊勢湾要素植物群の自然保護:(財)世界自然保護基金日 本委員会,28pp
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