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J-GLOBAL ID:201302266097358529   整理番号:13A0317796

スケールアップ反応器におけるメタホウ酸ナトリウムからヒドリドホウ酸ナトリウムの熱化学生産

Thermochemical production of sodium borohydride from sodium metaborate in a scaled-up reactor
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 2804-2809  発行年: 2013年02月27日 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒドリドホウ酸ナトリウム(NaBH4)は車上水素生産用の安全で実用的な水素貯蔵材料である。しかし車上水素生産システムとしての実用における大きな障害はその高コストである。従って加水分解後に析出する副産物からNaBH4を再生産することは,その利用のコスト有効性を向上する重要な戦略である。本研究では大規模反応器(~100ml)における熱化学NaBH4再生産反応の最適化に焦点を置き,Mgを還元剤として使ってNaBH4変換収率に対する反応温度(400~600°C)およびH2圧力(30~60bar)の影響を研究した。NaBO2からNaBH4への変換収率は,H2圧力が55barまで増大するとともに増大したが,次に60barにおいてわずかに低減した。収率は反応器温度が400から600°Cに上昇するとともに増大した。最大収率は,Ar雰囲気の中で1hの間ボールミリングによって均一化した反応剤を使い,55bar,600°Cで69%であった。還元剤としてのCaは熱化学再生産反応をより好適なものにするが,55bar,600°Cで1hの生産を行った結果,NaBH4の収率は低かった。この結果は,水素ガスからNaBO2中で酸素を有効に置換できるプロチド(H-)への変換を触媒作用する点で,CaはMgほど有効でない事実に起因すると考えられる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の金属組織学  ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵  ,  反応操作(単位反応) 

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