抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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金属の再結晶処理では通常,石英管を用いて実施するが,高融点金属であるタングステンの場合石英の軟化温度以上に再結晶温度があるため利用できない。このため,著者は真空蒸着装置を改造し,真空中での通電加熱による加熱を利用する再結晶実験を提案し,実験した。0.5mm厚のタングステン板を供試材とし,通電加熱実験を実施した。この結果,処理前においては光学顕微鏡観察では観察できない結晶粒度であったが,処理後は100μm程度まで再結晶・粗大化が起きており光学顕微鏡で観察することができた。この実験から,本技法が有効であることが検証できた。