抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来ITS(高度道路交通システム)の対象としているモビリティは,目的ではなく単なる手段であり,その中で交通システムや物流システムが構築されてきた。今後はユーザの視点・社会の受容性の観点から,自動運転技術を採用したモビリティを考え,公共交通も含めたドア・ツー・ドアのシームレスなモビリティ社会の実現が求められる。近年,小型一人乗り用の乗り物やITSを活用した軌道系無人公共交通システムの開発が進んでおり,限定的な形であれば実現の可能性が高まっている。一方,一般道路交通における自動運転技術は安全性やユーザのメリットの明確化などの課題があり,段階を分けての導入が必要である。今後,実証実験によるデータの収集と社会制度を含めた総合的な取り組みなども必要である。