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J-GLOBAL ID:201302266203217204   整理番号:13A1144664

ズキンアザラシ(Cystophora cristata)の母子対の甲状腺ホメオスタシスに対する複雑な有機ハロゲン汚染物質混合物の影響

Effects of complex organohalogen contaminant mixtures on thyroid homeostasis in hooded seal (Cystophora cristata) mother-pup pairs
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 828-842  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多くの脂質可溶性とフェノール性化合物は,北極野生生物が曝露されると,甲状腺ホルモン(TH)システムを妨げる能力を有する有機ハロゲン汚染物質(OHCs)の複雑な混合物に存在している。本研究の目的は,2008年3月にWest Iceで試料採取した14頭の養育中ズキンアザラシ(Cystophora cristata)母親とその子供(生後1~4日)の甲状腺ホメオスタシスを妨害すると思われる化合物を特定することであった。多変量モデル化を用いて,トリヨードチロニン(T3)とチロキシン(T4)の測定したフリー(F)と全(T)レベルの循環THレベルに対するOHCsの測定血漿レベルの影響可能性を評価した。生物学的因子はすべてのモデルで重要であった(例,年齢と性別)。母親と子供の両方で,TT3:FT3比は,α-とβ-ヘキサクロロシクロヘキサン(HCH),オルト-PCBs,クロルダン及びDDTsと関連していた。ズキンアザラシの母親と子供の間のOHCレベルに対するモデル化TT3:FT3応答の類似性は,同様な曝露パターンを最も高い確率で反映するが,しかしまた相互接続したTH応答も示した。母親と子供のモデル化TH応答にいくつかの違いがあった。最も重要なことは,子供の多くのOH-PCBs(特に3′-OH-CB138)TT3:FT3比との間の負の関係及びTT4:FT4比とポリブロモジフェニルエーテル[PBDE]-99,-100と4-OH-CB107との間の正の関係で,これらは母親では見られなかった。統計的関係は,生物学的原因-影響関係自体の証拠がないが,これらの結果は,野生生物でのTH関連影響を評価する時に,甲状腺ホメオスタシスがズキンアザラシに影響すること及び十分に可能性のあるOHC混合物を含めることが重要であることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  甲状腺ホルモン 
物質索引 (11件):
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