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J-GLOBAL ID:201302266251308890   整理番号:13A1387915

有機太陽電池の湿式被覆正孔輸送層としてのNi/NiOコア-シェルナノ粒子の合成

Synthesis of Ni/NiO core-shell nanoparticles for wet-coated hole transport layer of the organic solar cell
著者 (4件):
資料名:
巻: 231  ページ: 93-97  発行年: 2013年09月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ニッケル酸化物(NiO)ナノ粒子は,有機太陽電池の正孔輸送層としてよく用いられるPEDOT:PSSを置き換えるp-型半導体として有望な材料である。本研究では,トリオクチルホスフィンオキシド配位子存在下のNi(acac)2の直接熱分解とその後のNiOシェル厚さの増大のための空気酸化によりNi/NiOコア-シェルナノ粒子を合成した。透過電子顕微鏡分析は,空気酸化により増大したシェル厚さに加え,平均サイズ~10nmを持つNi/NiOコア-シェル構造を明らかにした。酸化したナノ粒子はトルエンの様な有機溶媒中によく分散し,それは湿式コーティング法により誘起太陽電池の正孔輸送層を直接形成できる。ITO表面上に様々なNi/NiOナノ粒子をスピンコーティングすることにより,活性層としてP3HT:PCBMバルクヘテロ接合を持つ有機太陽電池を作製した。空気酸化したNi/NiOコア-シェルナノ粒子中間層を用いた太陽電池は,ITOと活性層間に合成した状態のNi/NiO層を用いた,あるいは中間層を用いないものと比較して,より良い性能を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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太陽電池  ,  金属材料へのセラミック被覆 
タイトルに関連する用語 (4件):
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