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J-GLOBAL ID:201302266294495430   整理番号:13A1016821

過共晶Fe-Cr-C硬質肉盛り層の微細組織および摩耗挙動に及ぼす冷却速度の影響

Influence of cooling speed on the microstructure and wear behaviour of hypereutectic Fe-Cr-C hardfacings
著者 (5件):
資料名:
巻: 576  ページ: 243-251  発行年: 2013年08月01日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の主な目的は,Fe-Cr-C系硬質肉盛り層の微細組織および摩耗性能に及ぼす冷却速度の影響を明らかにする事である。本肉盛り層は,溶接法で作製した。溶接肉盛り層を溶融状態から選択的に変化して冷却した。すなわち,i)標準冷却-鋼製溶接テーブル上で空冷,ii)受動冷却-肉盛り中の母材を12°Cの水冷銅板で冷却,iii)能動冷却--80°Cの温度でCO2ガスでメインアークの後方から溶接シームをガス冷却,の3方法である。各冷却状況における溶接シームの温度を,熱電対を用いて溶融プール内で測定した。その結果,冷却条件が異なると冷却期間変化t8/5,母材と肉盛り層の希釈,調査対象肉盛り層の微細組織等の大幅な変化が起こる事がわかった。3種類の摩耗試験(ASTM G65標準に基づく3体摩耗試験,すなわち衝撃,摩耗,および固体粒子浸食摩耗)を,Fe-Cr-C硬質肉盛り層の摩耗性能調査のために行った。試験結果から,冷却期間t8/5が短すぎると,脆性に影響を及ぼし,Fe-Cr-C硬質肉盛り層の残留応力が増加し,その結果耐衝撃性が低下する事がわかった。冷却速度の効果は摩耗試験結果と良好な相関関係を示し,微細組織およびプロセスの最適化を図る事によりトライボロジー性能改善をもたらす。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
肉盛  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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