抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウイルス-様粒子のシミュレーションから自由エネルギー最小化構造の付近で持続的な振動が存在することを明らかにしている。12個のヒトパピローマウイルス(HPV)L1蛋白質五量体の正20面体構造に対して,300KでpH7において周期が約70ピコ秒で振幅が約4Åである。五量体は放射状に運動しており,隣接原子とは位相が異なっている。温度が上昇すると振幅および周期は減少する。動力学は摩擦が支配的で自由エネルギー駆動であることを示しているので,振動は非慣性的である。これらの異常な振動はナノシステム挙動に伴う揺らぎによって成立する明白な第二法則の破れである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.