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J-GLOBAL ID:201302266305061381   整理番号:13A1287549

中国,上海市の炭素質エアロゾルの特性と起源

Characteristics and sources of carbonaceous aerosols from Shanghai, China
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 803-817  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2009年のMIRAGE-上海(地域および全球規模での環境に対するメガシティーの影響,Megacities Impact on Regional and Global Environment)実験の一環として,上海浦東(中国)にて炭素質PM2.5と全浮遊粒子濃度を集中調査した。有機炭素(OC),元素状炭素(EC),C17-C40のn-アルカン,17種類の多環芳香族炭化水素(PAHs),OCとECの炭素安定同位対比(δ13COCとδ13CEC)のデータを用いてエアロゾルの時間変動を評価し,起源を推定した。高いOC/EC比率とチャー/ススの比率は,それぞれ二次有機エアロゾル(SOA)と自動車排気ガスや石炭燃焼起源を特徴的なPAHs組成よりSOAは石炭燃焼を通して生成されることを示す。炭素安定同位対比(δ13COC=-24.5±0.8‰とδ13CEC=-25.1±0.6‰)より,炭素質PM2.5の主要な起源は化石燃料がである。ECトレーサシステムと安定同位体比に基づく物質収支より,エアロゾル全炭素に対して石炭燃焼,自動車排気ス,SOAの寄与率はそれぞれ41%,21%,31%であり,他の自然起源からの寄与は7%である。OC,EC,n-alkanes,PAHs,安定同位体比を組み合せた解析は,炭素質エアロゾルの起源推定を可能にする。
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分類 (3件):
分類
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粒状物調査測定  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  理工学への利用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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