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J-GLOBAL ID:201302266320735631   整理番号:13A1631659

伝統的な経営戦略論の再吟味-1960年代から1990年代初頭の研究について-

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資料名:
巻: 14  号:ページ: 33-56  発行年: 2013年09月30日 
JST資料番号: L6863A  ISSN: 1345-7993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,伝統的な経営戦略論のサーベイを通し,代表的な研究の再吟味を試みた。経営戦略論に関する研究は,21世紀に入ってから多様性が一層深まり,玉石混交としている。しかしながら,未だに体系化された理論は見られない。そこで,まず伝統的な経営戦略論(第2世代まで)に関する代表的な研究のサーベイを中心に論じ,伝統的な経営戦略論に潜む課題を再吟味した。その結果,伝統的な経営戦略論は,環境変化が少なくスタティックな状況を前提とした理論であり,環境変化が激しいダイナミックな状況下(特に,1990年代以降急速に進んだ経済のグローバル化など)では,論証することが困難である,という決定的な問題があることを明らかにした。これに対し,1990年代以降の経営戦略論(第2.5世代)に関する研究は,環境変化が著しい状況に置かれている企業の戦略を分析するために様々な理論が登場している。これらは,伝統的な経営戦略論では論じられてこなかった環境変化を前提に置き,そこにいかに適応して行くのか,ということを命題としていることから,伝統的な経営戦略論とはアプローチが異なる理論である。このように,伝統的な経営戦略論の再吟味を試みたことで,その限界を再認識するに至った。そして,その限界に対する処方箋として,第2.5世代の経営戦略論展開され,1990年代終盤以降,経営戦略論の多様化が加速したことがわかる。第2.5世代以降の経営戦略論の再吟味については今後の課題とする。
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分類 (1件):
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経営工学一般 
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