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J-GLOBAL ID:201302266337644168   整理番号:13A1566855

アルファ-ピネンの生合成に対する大腸菌の代謝工学

Metabolic engineering of Escherichia coli for the biosynthesis of alpha-pinene
著者 (9件):
資料名:
巻:号: Apr  ページ: 6:60 (WEB ONLY)  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(背景)α-ピネンは香味料,芳香剤,薬物,ファインケミカルズ及び高密度再生可能燃料にて広く使用されている重要な天然生産物である。最近,産業にて使用されているα-ピネンは主として木の樹液(生松脂)をとることによるか,または製紙用パルプ化の副産物(粗硫酸処理テレビン,CST)として生産されている。しかしながら,樹木からの抽出は退屈であり,かつ非効率で,天然供給源の実質的な消費を必要とする。それ故に,α-ピネン生産に対して継続可能なテクノロジーを探索する必要がある。(結果)大腸菌にてα-ピネンの微生物合成経路を構築するため,著者らは大腸菌固有のゲラニル2-リン酸シンターゼ(IspA)及びPinus taedaのα-ピネンシンターゼ(Pt30)を共発現させ,それで細胞のゲラニル2-リン酸(GPP)含量を増加させるのに異なる2種類の生物から好ましいゲラニル2-リン酸シンターゼ(GPPS2)を選択した。更に,α-ピネン生産を増大するため,異種ハイブリッドメバロン酸(MVA)経路,GPPS2及びα-ピネンシンターゼ(Pt30)により大腸菌BL21(DE3)にてα-ピネンの新奇生合成経路を組み立てた。α-ピネンの上記の新奇生合成経路を含む最終的遺伝菌株,YJM28はフラスコ及び流加培養条件下にて各々5.44mg/L及び0.97g/Lまでのα-ピネンを蓄積した。代謝的加工菌株でのα-ピネンに対するグルコースの変換効率(グラム対グラム)は2.61%に達した。(結論)本報にて,代謝工学技術の使用により,α-ピネンのより効率的な生合成経路は異種ハイブリッドMVA経路,GPPS2及びα-ピネンシンターゼ(Pt30)により大腸菌BL21(DE3)にて成功裡に集合された。加えて,これはα-ピネン流加発酵による最初の報告であり,著者らの結果が先の報告以上の改善を表わしている。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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代謝と栄養  ,  遺伝子発現  ,  微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (3件):
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