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J-GLOBAL ID：201302266431517617   整理番号：13A1339273

中性子過剰核のE1励起におけるスキンモードから陽子-中性子モードへのクロスオーバー

Crossover from skin mode to proton-neutron mode in E1 excitations of neutron-rich nuclei

著者 (4件)： NAKADA H. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  INAKURA T. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  INAKURA T. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SAWAI H. (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Physical Review. C. Nuclear Physics  (Physical Review. C. Nuclear Physics)
巻： 87  号： 3  ページ： 034302.1-034302.6  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 0556-2813  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二重魔法核でのRPA計算で得られる遷移密度を解析することにより,低エネルギーE1励起の特徴を調べた。E1励起をpnモード(すなわち,陽子と中性子間の振動)とスキンモード(すなわち,内部コアに対する中性子スキンの振動)に遷移密度を通じて分解する方法を提案し,それによってそれらの混合を直接的に扱った。E1励起は,低エネルギーでのスキンモードから高エネルギーでのpnモードへクロスオーバー振舞いをすることを示した。全強度に対するスキンモードの強度の比は,原子核にもクロスオーバーエネルギー領域における有効相互作用にも影響を受けないことを示した。観測された低エネルギーE1励起は,⁹⁰Zrの例があるように,励起エネルギーに依存し,必ずしもスキンモードが主なものでないことも示した。

シソーラス用語： 励起状態 ,  *E1遷移 ,  ランダム位相近似 ,  *魔法数 ,  ジルコニウム同位体 ,  *Hartree-Fock法 ,  数値計算 ,  クロスオーバー効果
準シソーラス用語： ジルコニウム90 ,  電気双極子遷移 ,  クロスオーバー

分類 (1件)： 原子核模型  (BG02040Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 中性子過剰核 ,  励起 ,  スキン ,  陽子 ,  中性子 ,  クロスオーバー