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J-GLOBAL ID:201302266501477685   整理番号:13A1144094

核酸中のUV誘導損傷のための高感度で安価なプローブとしてのテルビウム蛍光

Terbium fluorescence as a sensitive, inexpensive probe for UV-induced damage in nucleic acids
著者 (2件):
資料名:
巻: 786  ページ: 116-123  発行年: 2013年07月05日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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損傷した核酸の検出法の開発に多くの研究が焦点を当てている。しかし,報告されたほぼすべての方法が,多段階法からなり,制約を受けて,高価な装置を必要とするか,高いレベルの妨害を受ける。本研究で筆者らは,核酸からのテルビウム(III)(Tb3+)へのエネルギー移動に起因して増強された発光を利用し,損傷した核酸に適用できる新規で単純で安価で簡単な試験を報告する。一本鎖オリゴヌクレオチドが,Tb3+の発光を大きく強化するが,2本鎖DNAは,強化しない。注目するオリゴヌクレオチドに対して補完的なDNAヘアピンプローブを利用して,Tb3+/ヘアピンプローブがUV損傷DNAの検出に適用される。ヘアピンプローブは,損傷DNAのみとハイブリッド形成する。しかし,損傷DNAは,一本鎖のままで,Tb3+の固有の蛍光を増強してDNA損傷量に比例して検出可能なシグナルをもたらす。このことが,UV損傷DNAの高感度定量へのTb3+/ヘアピンプローブの利用を可能にする。Tb3+/ヘアピンプローブは,従来の分子標識プローブ(MBs)と比べてDNA損傷に対してすぐれた選択性,及びMBsよりも2.5倍高い感度を示し,検出限界は4.36±1.2nMであった。また本プローブは,MBsの1/8のコストで合成が容易であるので,DNA損傷の高速大量定量分析への利用に推奨される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  核酸一般 

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