抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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持続可能性は比較的新しい概念であるが,20年前のScottish水道のポンプ場が最良の長期性能を実証している。1992年にLothian州議会はPrestopansに新たに下水ポンプ場建設を迫られた。当時,可変速駆動(VSD)の使用は1種のSFの話のようであった。新ポンプ場は70~720l/sのスクリーン未処理の生下水を受け入れざるを得なかった。また,臭気やスペースの問題もあった。当時の設計思考は固定速度のポンプの様々な組合わせが中心であり,可変速技術は高価で未実証のリスクの高い技術と考えられていた。技術者はHidrostal社のPrerostalシステムに遭遇し,簡単で効果的な本技術は二速モータからなる8台のポンプを4セットで提供した。ポンプは79%の水理効率で145mmの固体の自由な通過を許す。これは1992年では勿論,今日でもまれな組み合わせである。Prerostalはウェットウェルに入る生下水でできるだけ迅速に排除する狙いで稼動する。二速モータを使うことで,Prerostalは最少数のポンプを使い,減量運転を効率的に処理する。これにより,ウェットウェルのサイズを妥当に抑えることができた。