抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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知的分散システムIDPSは東芝が1990年代に開発・商用化した自律分散システムであり,主に制御用を想定した耐障害分散処理システムである。IDPS上で動作する自律分散データベースシステムとして原嶋らは,1987-1997までIDPS-DBと呼ばれるデータベース処理機構を設計・開発してきた。本論文では,自律分散システムにおけるデータベースシステムの要件とIDPS-DBの設計をまとめ,その特徴的な技法として,自律分散システムに適したデータモデル,問い合わせ処理方式,トランザクション処理制御の各設計を述べる。また,実際に運用を行った結果から,我々が設定した要件及び設計の妥当性について評価を述べる。最後に,現在の分散データ管理システムの研究の視点から,本研究がもつ特徴を整理する。(著者抄録)