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J-GLOBAL ID：201302266631937726   整理番号：13A0030462

セルロースナノファイバー(1)-セルロースの基本構造及びナノファイバーの作製法-セルロースの基本構造と天然分布

Fundamental Structure and Its Distribution in Nature

著者 (2件)： 堀川祥生 (京大 生存圏研) ,  杉山淳司 (京大 生存圏研)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 85  号： 12  ページ： 382-387  発行年： 2012年12月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セルロースとその解繊により得られるセルロースナノファイバーの基本構造と天然分布について概説した。ここでは先ず,セルロースの一次構造およびその親水性・疎水性,固体としての性質,結晶構造および物性との関係について概括した。次に,セルロースミクロフィブリル(CMF)が持つ結晶構造およびセルロース結晶モデル,各種天然セルロースとその構造,およびCMFの形態とその形成機構,CMFの横断面に関わる研究の流れについて概括した。さらに,CMFの面配向,セルロースの合成酵素による生合成機構,セルロース合成酵素複合体(TCs)とその構造,これにより合成される各種生物のCMFの構造に関する研究について概観した。

シソーラス用語： セルロース ,  *分子構造 ,  天然材料 ,  天然繊維 ,  末端基 ,  還元性 ,  細胞壁 ,  植物繊維 ,  結晶構造 ,  構造解析 ,  技術展望 ,  グルコシルトランスフェラーゼ ,  セルロースシンターゼ ,  *セルロースナノファイバー ,  *セルロースミクロフィブリル ,  直鎖状高分子 ,  *構造形式 ,  膜 ,  生体膜
準シソーラス用語： 還元末端 ,  *構造形態

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

引用文献 (41件)：

• KOYAMA, M. Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 1997, 94, 9091
• NISHIKAWA, S. Proc. Tokyo Math. -Phys. Soc., 2. 1913, 7, 131
• MAYER, K. H. Ber. Dtsch Chem. Ges. 1928, 61, 593
• MEYER, K. H. Helv. Chim. Acta. 1937, 20, 232
• HONJO, G. Nature. 1958, 181, 326

タイトルに関連する用語 (6件)： セルロースナノファイバー ,  セルロース ,  基本構造 ,  ナノファイバー ,  作製法 ,  分布