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J-GLOBAL ID：201302266702891609   整理番号：13A1425241

中波帯アイソレータの基礎研究とシステム評価(2012年度放送文化基金研究)

著者 (1件)： 若井一顕 (第一工大)
資料名： 第一工業大学研究報告  (Research Report. Daiichi Institute of Technology)
号： 25  ページ： 25-32  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： L6078A  ISSN： 2187-0462  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アイソレータは,VHF,UHF,及びSHF帯では実用化されているが,中波帯,短波帯での活用例はなく新たなニーズが期待される。一方,非常災害時に設置する小型中波アンテナではアンテナ高やアンテナ長の制約から実数部のインピーダンスが低く,アンテナ特性が悪い。筆者は,アイソレータを用いての中波帯アンテナの特性改善(特性劣化の緩衝)を狙った。アイソレータは,3dBカプラとジャイレータとで構成される。今回は,ブリッジドT型回路を用いた中波3dBカプラと,擬似ジャイレータを用いた中波帯アイソレータの基礎実験を行った。3dBカップラの接続アームに位相器,減衰器,共振回路及び過飽和リアクトル等を挿入して負荷インピーダンスの抑圧効果を検証した。また,位相制御に用いた可変・可動型のインダクタンス素子では高速動作が望めず,今後可動部分を極力少なくすることや,動作遅れ,運用時の通過損失の低減などの課題も明らかにした。

シソーラス用語： *アイソレータ ,  中波 ,  ジャイレータ ,  *アンテナ設計 ,  アーム ,  減衰器 ,  可飽和リアクトル ,  インピーダンス ,  共振器 ,  方向性結合器 ,  MF【周波数】 ,  入力インピーダンス ,  移相器 ,  回路設計 ,  電気変動 ,  システム評価
準シソーラス用語： アンテナ特性

分類 (2件)： ジャイレータ,アイソレータ,サーキュレータ  (NC04060J) ,  アンテナ  (ND06000M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 中波 ,  アイソレータ ,  基礎 ,  研究 ,  システム評価 ,  放送 ,  文化 ,  基金