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J-GLOBAL ID：201302266710531336   整理番号：13A0088364

データ不足条件での総合的水資源評価用の物質流解析モデルの限定性

Attributiveness of a mass flow analysis model for integrated water resources assessment under data-scarce conditions

著者 (5件)： HELM B. (TU Dresden, Dresden, DEU) ,  TEREKHANOVA T. (TU Dresden, Dresden, DEU) ,  TRAENCKNER J. (TU Dresden, Dresden, DEU) ,  VENOHR M. (Inst. of Freshwater Ecology and Inland Fisheries, Berlin, DEU) ,  KREBS P. (TU Dresden, Dresden, DEU)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 67  号： 2  ページ： 261-270  発行年： 2013年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水資源の河川水への栄養塩類放出の発生源寄与に,特にデータ不足条件で適用される物質流解析(MFA)モデルの限定性を評価する方法を検討した。栄養塩類放出の評価用にMONERIS(河川システムの栄養塩放出モデル化)モデルを適用し,都市システム,浸食,地下水,廃水処理施設(WWTPs)やタイル排水溝等の主な排出源からの排出レベルのもっともらしい範囲を仮定し,各種経路からの排出量の予測の不確実性を検討した。この方法を,ウクライナの西Bug流域の事例研究に適用し,モデル性能指標として溶存無機窒素とリン酸塩リンを用いて,限定性の指標とした。モデル性能を,パターン類似性を示す決定係数(R²)及びモデルと実測の偏差を示す相対平均絶対誤差で表し,R²は窒素が0.65とリンが0.55で,相対平均絶対誤差は共に0.2であった。モデル性能が排出仮説の範囲で制約されることを示した。

シソーラス用語： 水資源 ,  *資源管理 ,  *河川汚濁 ,  河川水 ,  *栄養塩類 ,  点汚染源 ,  *物質流束 ,  *解析モデル ,  測定データ ,  浸食 ,  地下水 ,  地下水汚濁 ,  廃水処理施設 ,  排水溝 ,  不確実性 ,  ウクライナ ,  事例研究 ,  窒素 ,  リン酸塩 ,  リン ,  係数 ,  比率 ,  誤差 ,  水質管理
準シソーラス用語： 欠損データ ,  決定係数 ,  *水資源管理 ,  相対誤差 ,  *物質流 ,  溶存無機窒素

分類 (3件)： 水資源  (RC11020F) ,  河川汚濁  (SB02020F) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水資源 ,  評価 ,  物質流 ,  解析モデル