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J-GLOBAL ID：201302266722705216   整理番号：13A0954018

キラルイオン液体の抗微生物活性に及ぼすカチオン構造の効果

The effect of the cationic structures of chiral ionic liquids on their antimicrobial activities

著者 (2件)： FEDER-KUBIS Joanna (Wroclaw Univ. of Technol., Fac. of Chemistry, Wybrzeze Wyspianskiego 27, 50-370 Wroclaw, POL) ,  TOMCZUK Krzysztof (Wroclaw Univ. of Technol., Fac. of Mechanical and Power Engineering, Wybrzeze Wyspianskiego 27, 50-370 Wroclaw, POL)
資料名： Tetrahedron  (Tetrahedron)
巻： 69  号： 21  ページ： 4190-4198  発行年： 2013年05月27日 
JST資料番号： E0234A  ISSN： 0040-4020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン液体の抗微生物効率に及ぼすカチオン構造の顕著な効果を示した。アンモニウム,アルキルイミダゾリウム,アルコキシメチルイミダゾリウム,およびピリジニウムキラルイオン液体の構造の分析を行った。検討したキラルイオン液体および通常のベンザルコニウムクロリドのカチオン構造を抗微生物活性についてランク付けした。微生物に対する活性の最広域および最強スペクトルはアンモニウムクロリド類が示した。アルキルイミダゾリウムおよびアルコキシメチルイミダゾリウムクロリド類もベンザルコニウムクロリドよりも高い活性を示した。これらの化合物は消毒および殺菌に利用することができる。検討した塩化物の構造中に(1R,2S,5R)-(-)-メントールのキラルプールを含有させるとCILの生物活性の強度に顕著な衝撃が生じる。二三の(±)-メントール誘導体の塩化物を合成し,それらの生物活性を評価した。ラセミ対照物は光学活性塩化物よりも効果は低かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *抗微生物作用 ,  構造効果 ,  第四アンモニウム ,  アンモニウム化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  殺菌薬 ,  構造活性相関
準シソーラス用語： イミダゾリウム塩 ,  キラル化合物 ,  抗微生物活性 ,  ベンザルコニウムクロリド

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  モノテルペン,セスキテルペン  (CF10022A)

物質索引 (4件)： [[(1β)-2α-イソプロピル-5β-メチルシクロヘキシル]オキシメチル]ウンデシルジメチルアミニウム ,  1-[[(1β)-2α-イソプロピル-5β-メチルシクロヘキシル]オキシメチル]-4-(ジメチルアミノ)ピリジニウム ,  rac-[[(1β^*)-2α^*-イソプロピル-5β^*-メチルシクロヘキシル]オキシメチル]デシルジメチルアミニウム ,  rac-[[(1β^*)-2α^*-イソプロピル-5β^*-メチルシクロヘキシル]オキシメチル]ウンデシルジメチルアミニウム

タイトルに関連する用語 (4件)： キラル ,  イオン液体 ,  抗微生物活性 ,  カチオン