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J-GLOBAL ID:201302266762942636   整理番号:13A1725876

アンドソル高地圃場に施肥した堆厩肥ペレット中の脱窒菌コミュニティ

Denitrifying bacterial community in manure compost pellets applied to an Andosol upland field
著者 (1件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 572-579  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乾燥した微細な堆厩肥を機械で円筒状(径5mm×長さ8mm)に圧密して作られる堆厩肥ペレット(MCPs)は集約的な家畜生産地域の中で堆厩肥の集中化を容易にし,輸送,配給および貯蔵を改善する目的で開発された。ペレットの全炭素および全窒素含有量はそれぞれ390.9および29.9g・kg-1である。MCPsからは特に施用後数週間以内に通常の堆肥や化学肥料よりも3~9倍多い大量のN2Oが放出される。この検討の目的はMCPs中の各亜硝酸レダクターゼ遺伝子(nirKとnirS)が示す脱窒菌コミュニティの調査およびそのコミュニティとN2O放出量との間の関係の考察である。土壌へ施用3日後(P3)および26日後(P26)に試料採取したMCPs中の脱窒菌コミュニティを亜硝酸塩レダクターゼ遺伝子断片のクローンライブラリーとの比較により検討した。それらにより次のような結果が明らかになった。1)大量のN2O放出はP3試料と関連があったが,P26試料ではN2O放出は停止している。2)ペレット施用後1か月以内ならMCPs中のnirKとnirS脱窒菌の種々の応答が見出される。3)MCPs中のnirK脱窒菌は比較的安定しているが,nirS脱窒菌はP3とP26の間で変動している。4)他の研究では脱硝に直接関連(例えばBurkholderialesのnirS)していると想定されているnirS配列もMCPs中で検出されるが,nirSクローンの幾つかは既知の脱窒菌類のnirS遺伝子との類似性が少ない。5)MCPs中での脱窒菌コミュニティとN2O放出量の間の関係を理解するには転写および代謝解析も必要である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
施肥法・肥効  ,  土壌生物  ,  微生物に対する影響 

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