抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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(ア)暖地春作向き加工用育成系統の評価および新品種系統の栽培技術確立:暖地春作に適する加工用バレイショの品種系統の選定とその栽培法の検討を行った。短日条件下での栽培となる春作において,北海道育成の「らんらんチップ」を選定し,その栽培適期を明らかにした。また,有望系統として,長崎県育成の西海37号,長系141号を選定した。(イ)暖地春作における加工用バレイショの栽培特性解明と栽培法の検討,開発:暖地春作における加工用バレイショのでん粉価向上は,マルチの種類や株間等での解決は困難であった。また,既存品種「トヨシロ」は,窒素施肥量を増肥することで増収するものの,でん粉価は低下することを明らかにし,暖地春作に適性の高い新品種育成の必要性を示した。栽培法では,「トヨシロ」の3月上中旬植付け,6月上中旬収穫の可能性が示された。(ウ)サツマイモネコブセンチュウ抵抗性品種系統の探索:「らんらんチップ」の根こぶ指数は,他の品種に比べ有意に低かったが,この指数と塊茎の被害程度との相関は不明であり,さらに検討する必要があった。(著者抄録)