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J-GLOBAL ID:201302266808081797   整理番号:13A0991948

CRISPR/Casシステムを用いたゲノム工学による複数の遺伝子に変異を持つマウスの1段階作製法

One-Step Generation of Mice Carrying Mutations in Multiple Genes by CRISPR/Cas-Mediated Genome Engineering
著者 (11件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 910-918  発行年: 2013年05月09日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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複数の遺伝子に変異を持つマウスは胚性幹細胞での配列組換えおよび/または単一変異を持つマウスの時間のかかる交配によりこれまで作成されてきた。CRISPR/Casシステムは,複数個所のゲノム編集能力を持つ効率的な遺伝子ターゲティング技術として適用されてきた。著者らは,CRISPR/Casシステムを用いたゲノム編集によりマウス胚性幹(ES)細胞において5つの遺伝子(Tet1,2,3,Sry,Uty-8の各対立遺伝子)の同時破壊が高効率で可能となることを示す。Cas9のmRNAおよびTet1およびTet2を標的とするsinlge-guide RNA(sgRNA)を受精卵に同時注入すると,80%の効率で両遺伝子の両方の対立遺伝子に変異を持つマウスが作製された。最後に,著者らはCas9のmRNAおよび変異オリゴsgRNAの同時注入により,2つの標的遺伝子に正確な点突然変異を同時に生じさせたことを示す。このように,CRISPR/Casシステムにより複数の遺伝子に変異を持つ動物の1段階作製が可能となる。本研究の手法を用いることで,in vivoにおける機能的に冗長な遺伝子の研究および上位性のある遺伝子相互作用の研究を大幅に加速することができる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  実験用生物 

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