文献
J-GLOBAL ID:201302266811382390   整理番号:13A1145408

分離層としてヘパリン化水酸化銅ナノファイバーをもつ血液適合性および抗菌性多孔性膜

Hemocompatible and antibacterial porous membranes with heparinized copper hydroxide nanofibers as separation layer
著者 (12件):
資料名:
巻: 110  ページ: 36-44  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ここでは,血液適合性および抗菌特性を満足する新規ヘパリン化水酸化銅(Cu(OH)2)ナノファイバー膜の作製を報告した。2-アミノエタノールの存在下で弱いアルカリ性硝酸銅溶液中で正に帯電したCu(OH)2ナノファイバーが調製された。次に,ヘパリン(Hep)溶液がナノファイバーの溶液中へ滴下添加され,静電相互作用によってCu(OH)2ナノファイバー上へ負に帯電したヘパリンを固定化した。ヘパリン化ナノファイバーの濾過およびポリスルホン(PSF)多孔性膜上へのデポジションによって,コンポジットHep@Cu(OH)2ナノファイバー膜が調製された。X線光電子分光法(XPS)を用いた膜表面の化学組成分析は,Cu(OH)2ナノファイバー上でのヘパリンの好結果な固定化を確認した。トルイジンブルー染料の比色アッセイによって,ナノファイバー膜上での固定化ヘパリンの量が測定され,結果は固定化されるヘパリンの量が反応溶液中のヘパリン投与量に強く依存することを示した。接触角測定の結果は,ヘパリンの固定化によってCu(OH)2ナノファイバー膜の親水性が増大されることを示した。ヘパリンの導入のために,Hep@Cu(OH)2膜上での血小板の付着,活性化および変換が著しく抑制され,Hep@Cu(OH)2膜が良い血液適合性をもつことを示した。さらに,Cu(OH)2およびHep@Cu(OH)2ナノファイバー膜は,大腸菌および黄色ブドウ球菌に対する非常に良い抗菌活性を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の薄膜  ,  抗細菌薬の基礎研究 

前のページに戻る