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J-GLOBAL ID:201302266904930070   整理番号:13A1259079

自由生活海洋線虫の分散的遺伝子流動

Dispersal and gene flow in free-living marine nematodes
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号: Jan  ページ: 10:1 (WEB ONLY)  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: U7029A  ISSN: 1742-9994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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分散的遺伝子流動は個体群間の結合性を決定し,集団遺伝学と系統地理学によって研究することができる。著者らは自由生活海洋線虫のそのような枠組みの結果を本稿で見直している。現場実験では生態学的時間尺度における線虫の相当な分散が示されているが,遺伝的多様性の解析では距離が1km未満のパッチ間における集団構成に関する優先効果,創始者効果,遺伝的ボトルネックの重要性が示された。反対に,河口(50km未満)内で観察された遺伝構成は極わずかであったことから,遺伝的分化のこれらの小規模な変動が広範囲な遺伝子流動を介して深い時間尺度にわたって安定化されることが示される。興味深いことに,対照的な生活史を持つ線虫種(極限外来種と生残菌)または生息地選好が異なる線虫種(藻類と堆積物)は同様の低遺伝構成を示す。最終的に,歴史的事象が海洋線虫の遺伝型を形成しており,遺伝子流動は大きな地理的スケールで制限されていることを示している。著者らはまた,海洋線虫の相当な潜在的多様性の存在についても考察し,最後に線虫進化と多様性をさらに解明するために今後重要な手段を明らかにしている。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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集団遺伝学  ,  生態系 
タイトルに関連する用語 (3件):
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