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J-GLOBAL ID：201302266992495728   整理番号：13A1844699

炭酸塩媒質中で成長したダイヤモンド中の不純物欠陥のEPR研究

EPR study of impurity defects in diamonds grown in carbonate medium

著者 (4件)： KOMAROVSKIKH Andrey (Inst. of Inorganic Chemistry RAS, Novosibirsk, RUS) ,  NADOLINNY Vladimir (Inst. of Inorganic Chemistry RAS, Novosibirsk, RUS) ,  PALYANOV Yuri (Inst. of Geology and Mineralogy RAS, Novosibirsk, RUS) ,  KUPRIYANOV Igor (Inst. of Geology and Mineralogy RAS, Novosibirsk, RUS)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 210  号： 10  ページ： 2074-2077  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Na₂CO₃-CO₂-C系において高圧装置BARSにより,6.3GPaの圧力と1673-1773Kの温度でダイヤモンド結晶を合成した。大きさが50-150μmの立方八面体結晶が得られた。合成ダイヤモンドのEPRを測定し,新しい常磁性中心OX1,OX2,OX3を発見した。これら中心はすべて電子スピンS=1/2を持ち,超微細構造はなかった。遷移金属が存在しないダイヤモンド構造中のOX1,OX2,OX3中心が高いg因子異方性になったことから,これら欠陥に酸素が存在すると予測した。このダイヤモンドの赤外スペクトルには1332cm^-1に強い線があることから,ダイヤモンドは高濃度の置換型窒素(N⁺)の正電荷状態が存在すると予測した。これら3種類の中心はすべて負の電荷状態を持つと推測した。

シソーラス用語： 化学合成 ,  *ダイヤモンド ,  合成鉱物 ,  *常磁性中心 ,  *常磁性共鳴 ,  電子スピン ,  超微細相互作用 ,  g因子 ,  赤外スペクトル ,  窒素 ,  *不純物中心 ,  置換型原子 ,  酸素
準シソーラス用語： 高温高圧合成 ,  *合成ダイヤモンド

分類 (1件)： その他の無機化合物のEPR  (BM07023D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 炭酸塩 ,  媒質 ,  成長 ,  ダイヤモンド ,  不純物 ,  欠陥 ,  EPR ,  研究