文献

J-GLOBAL ID：201302267016356620   整理番号：13A1822826

熱エネルギーの高効率利用 鉄鋼プロセスにおける省エネと熱利用

著者 (1件)： 斉間等 (JFEスチール スチール研)
資料名： エネルギー・資源  (Energy and Resources)
巻： 34  号： 6  ページ： 337-341  発行年： 2013年11月05日 
JST資料番号： Z0986A  ISSN： 0285-0494  CODEN： ENESEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2012年版のエネルギー白書によると鉄鋼業のエネルギー消費量は製造業全体の12%を消費している。1973年度と比較すると鉄鋼業は大幅に省エネを行ってきた。本稿では,鉄鋼業の省エネ技術を紹介し将来展望について述べている。これまでの省エネ技術としてコークスを窒素で冷却するコークス乾式消火技術,高炉ガスをタービンに循環し電力回収を行う高炉炉頂圧発電技術,溶鋼をそのまま板状に凝固させる連続鋳造技術,また溶融を純酸素を吹き付けて炭素を燃焼させる際,転炉ガスを回収し燃料ガスとする転炉ガスボイラーなどがある。今後はスラグ顕熱回収,CC鋼(連続鋳造のスラブ)の顕熱回収の試みが進められる。

シソーラス用語： *鉄鋼業 ,  *エネルギー消費 ,  *熱回収 ,  *高炉ガス ,  エネルギー ,  転炉 ,  コークス ,  *酸素転炉製鋼 ,  熱エネルギー ,  *省エネルギー技術 ,  *酸素製鋼法 ,  *気体 ,  *節約
準シソーラス用語： *省エネルギー ,  エネルギー消費量 ,  熱エネルギー回収 ,  燃料ガス ,  *純酸素転炉法

分類 (1件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (11件)：

• 経済産業省. エネルギー白書. 2012年度
• JFE21世紀財団編. 鉄鋼工学・プロセス編. 2007
• 日本鉄鋼協会編. 鉄鋼便覧. 1979, 第II巻
• 日本鉄鋼協会編. 鉄鉄製鋼法. 1976
• 日本鉄鋼協会編. 鉄鋼製造法・第1分册. 1972

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱エネルギー ,  高効率 ,  鉄鋼 ,  プロセス ,  省エネ ,  熱利用