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J-GLOBAL ID：201302267061692429   整理番号：13A1560525

形状記憶高分子の最近の動向

Recent Development in Shape Memory Polymers

著者 (1件)： 猪股克弘 (名古屋工業大学大学院 工学研究科)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 69  号： 8  ページ： P.254-P.258 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 形状記憶高分子(SMP)が形状記憶能を発現する機構について,温度応答性SMPを例にして説明した。次いで,分子構造と形状記憶能との関係および分子設計の観点から,最近の幾つかの研究成果を紹介・解説した。最近の研究成果として,ポリメタクリル酸メチル-g-ポリエチレングリコールの形状記録特性について解説した。また,熱可塑性ポリウレタンエラストマーと結晶性高分子であるポリエチレンオキシドとのブレンドの形状記憶機構を模式図に示した。さらに,ポリ[N⁵-(2-ヒドロキシエチル)L-グルタミン]に結晶性長鎖アルキルを基導入し,それを架橋したポリペプチドハイドロゲルを調製した。それはヘリックス-コイル転移に基づく形状記憶性を示した。

シソーラス用語： *機能性高分子 ,  重合体 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  ポリエチレンオキシド ,  グラフト共重合体 ,  ウレタンゴム ,  ポリマブレンド ,  ポリペプチド ,  ヒドロゲル ,  ヘリックスコイル転移
準シソーラス用語： ポリウレタンゴム ,  ポリエチレングリコール ,  ペプチドハイドロゲル ,  *形状記憶高分子

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

引用文献 (23件)：

• 入江正浩監修. 形状記憶ポリマーの材料開発. 2000
• LENDLEIN, A. Angew. Chem. Int. Ed. 2002, 41, 2043
• 戸伏壽昭編. 形状記憶材料とその応用. 2004
• BEHL, M. Materials Today. 2007, 10, 20
• LIU, C. J. Mater. Chem. 2007, 17, 1543

タイトルに関連する用語 (2件)： 形状記憶高分子 ,  動向