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J-GLOBAL ID：201302267064995139   整理番号：13A0565156

フルオロテロマー不飽和アルデヒド(FTUALs)およびカルボン酸(FTUCAs)のタンパク質への共有結合

Covalent Binding of Fluorotelomer Unsaturated Aldehydes (FTUALs) and Carboxylic Acids (FTUCAs) to Proteins

著者 (2件)： RAND Amy A. (Univ. Toronto, Ontario, CAN) ,  MABURY Scott A. (Univ. Toronto, Ontario, CAN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 47  号： 3  ページ： 1655-1663  発行年： 2013年02月05日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フルオロテロマー不飽和カルボン酸(FTUCAs)およびアルデヒド(FTUALs)は食品包装用紙の処理に使われているフルオロテロマー系化合物の生体内変換により形成される中間化合物である。生物学的求核試薬に結合したFTUCAsおよびFTUALsがタンパク質機能崩壊に起因する毒性を起こすことが知られている。FTUCAsおよびFTUALsの反応性を,ラット肝臓ミクロソームおよびウシ血漿中のタンパク質との共有結合性相互作用によって評価した。FTUALsはタンパク質共有結合を有意なレベルで起こして,ミクロソームにおいて20.1~71.3%,血漿において24.0~82.5%であった。一方,FTUCAsは明らかな共有結合を示さなかった。8:2 FTUALで培養後に血漿からウシ血清アルブミン(BSA)を抽出して単離した。エレクトロスプレーイオン化質量分析(ESI-MS)によってBSAに共有結合した8:2 FTUALの化学量論を求めて,3種のFTUALアダクトが形成されていることを示した。ミクロソームと培養したFTUALの結果と比較するために,8:2 FTOHをミクロソームと培養して生体内変換に関連するタンパク質結合を求めた。8:2 FTOHの生体内変換により26.1%の結合が生じて,8:2 FTUAL曝露に関連する結合比率と統計的に類似していた(p>0.005)。

シソーラス用語： *脂肪族アルコール ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  *不飽和カルボン酸 ,  *不飽和アルデヒド ,  生体内変化 ,  反応中間体 ,  代謝産物 ,  ミクロソーム ,  ラット ,  血清アルブミン ,  血漿タンパク質 ,  共有結合 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  化学量論 ,  *タンパク質結合 ,  作用機序 ,  レーザ脱離質量分析 ,  汚染物質
準シソーラス用語： TOF-MS ,  ウシ血清アルブミン ,  *フルオロテロマアルコール ,  環境汚染物質 ,  肝臓ミクロソーム ,  反応性代謝物 ,  分子作用機序 ,  ペルフルオロ化合物

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (3件)： 3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘキサデカフルオロ-2-デセン酸 ,  3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘキサデカフルオロ-2-デセナール ,  3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘキサデカフルオロ-2-デセン-1-オール

タイトルに関連する用語 (4件)： 不飽和アルデヒド ,  カルボン酸 ,  タンパク質 ,  共有結合