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J-GLOBAL ID:201302267107266519   整理番号:13A0817113

インターカレーションによって希土類金属RE(RE=Eu,Yb)をドープした金属窒化塩化物β-MNCl(M=Zr,Hf)の超伝導

Superconductivity of metal nitride chloride β-MNCl (M = Zr, Hf) with rare-earth metal RE (RE = Eu, Yb) doped by intercalation
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資料名:
巻: 26  号:ページ: 045017,1-9  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: T0607A  ISSN: 0953-2048  CODEN: SUSTEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,異例の超伝導体である電子ドープ金属窒化塩化物β-MNCl(M:Zr,Hf)に大きな関心が寄せられている。β-MNCl(M:Zr,Hf)は,最密Cl層によって挟まれた2重のハニカム型MN層によって構成されている。本稿では,液体アンモニア溶液を用いたインターカレーション法によって,希土類金属RE(RE=Eu,Yb)をβ型層状金属窒化物塩化MNCl(M=Zr,Hf)に挿入することによって電子をドープし,その電気的特性を評価した結果を報告する。層間化合物,REx(NH3)yMNCl,は超伝導を示し,M=Zrの場合の臨界温度は13K,また,M=Hfの場合には24.3Kで,アルカリ金属をインターカレートした類似体に,特性が非常に似ていることが分かった。また,Eu2+とYb3+に関する常磁性特性も超伝導と共存することが分かった。一軸性配向したEu0.08(NH3)yHfNClについて,磁場をab面に平行に印加した場合とc軸に平行に印加した場合における磁気抵抗測定から,上部臨界磁場Hc2は強い異方性を示すことが分かった。異方性パラメータは,この系が疑似二次元超伝導であることを示唆した。また,Eu0.13(THF)yHfNClにテトラヒドロフランのような有機分子を多量に同時インターカレートすると,層間隔は11.9から17.5Åに増大し,臨界温度は25.8Kまで高温側に移動することが分かった。
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分類 (1件):
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金属系超伝導体の物性 

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