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J-GLOBAL ID：201302267416849405   整理番号：13A0283227

階層表面上の濡れ転移

Wetting Transitions on Hierarchical Surfaces

著者 (5件)： CHO K. L. (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  WU Alex H.-F. (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  LIAW Irving I. (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  COOKSON David (Australian Synchrotron, VIC, AUS) ,  LAMB Robert N. (Univ. Melbourne, VIC, AUS)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 51  ページ： 26810-26815  発行年： 2012年12月27日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究はゾル-ゲルマトリックス中シリカナノ粒子サイズを縮減することによるナノ粗さを増すことによる超疎水性表面の作製と特性化を報告した。表面の濡れ性はYoungの平衡接触角及び前進と後退角度によって記述される。それらは組合せて接触角履歴と流体滴の表面への接着/ピン止めの尺度を生じる。小角X線散乱(SAXS)を用いることは界面で捕獲された空気の直接定量化を可能にして,履歴測定を通して観測した液滴ピン止めにも拘らず顕著な空気が階層表面に残存していることを初めて明らかした。Cassie&Tadmorモデルとドデシル硫酸ナトリウム溶液に浸漬した表面の接触角履歴とSAXS測定を組合せて,一連の予測接触角を発生して,濡れ線の進展,液滴接着/ピン止め及び界面空気捕獲に基づく濡れ転移機構を比較した。研究は階層表面の濡れに及ぼす重要な理論的過程の確証:ナノ特性のCassie濡れが階層表面上で優先ぬれ進展であること及び中間花弁板の存在が微小粗さに比較する通りナノ粗さの水準に依存することを提供した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *ゾル-ゲル法 ,  *表面粗さ ,  粒度分布 ,  濡れ ,  疎水性 ,  接触角 ,  階層構造 ,  *吸着平衡 ,  空気 ,  ヒステリシス ,  陰イオン界面活性剤 ,  小角X線散乱 ,  原子間力顕微鏡 ,  滑面 ,  *濡れ転移 ,  ナノ構造 ,  表面構造 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： シリカナノ粒子 ,  ゾル-ゲル材料 ,  ピン止め効果 ,  階層化 ,  水接触角 ,  超疎水性 ,  濡れ性 ,  表面ナノ構造 ,  表面吸着 ,  平滑表面 ,  履歴曲線 ,  履歴現象 ,  粒子サイズ

分類 (1件)： 界面化学一般  (CB12010J)

物質索引 (1件)： ドデシル硫酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (2件)： 階層 ,  濡れ転移