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J-GLOBAL ID：201302267665513832   整理番号：13A0030141

ホスフィドアニオンとアリールスルホンアミドの窒素上での求核的置換反応

Nucleophilic Substitution Reaction at the Nitrogen of Arylsulfonamides with Phosphide Anion

著者 (3件)： YOSHIDA Suguru (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  IGAWA Kazunobu (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TOMOOKA Katsuhiko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 47  ページ： 19358-19361  発行年： 2012年11月28日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： THF中2級アミンのトシルアミドとKPPh₂を-78°Cで反応させ塩酸でクエンチした後,重曹水を加えると2級アミンが生成した。一方,Boc₂Oとaq.NaOHを加えると2級アミンのBoc保護体が,CbzCl(ベンジルカルボニルクロリド)に代えるとCbz保護体がいずれも高収率で生成した。ジアルキルアミン,モルホリン,メチル(PMB)アミン,アリールメチルアミン,インドールなどのトシルアミド体が基質となった。この反応条件下では窒素上のPMBやBn基は安定であった。ジエチルアミンのトシルアミドにLiPPh₂とn-Bu₂NLiを加えた反応系ではEt₂NP(S)Ph₂のみが生成する事,およびDFT計算の結果から,PPh₂アニオンの窒素への求核攻撃により反応が進行しているものと考えた。

シソーラス用語： *スルホンアミド ,  *求核置換反応 ,  *アミド ,  水酸化ナトリウム ,  炭酸水素ナトリウム ,  カリウム化合物 ,  *ホスフィン誘導体 ,  基 ,  *アニオン ,  置換基効果 ,  アルキル基
準シソーラス用語： *トシルアミド類 ,  保護基

分類 (2件)： 置換反応  (CF02020B) ,  脂肪族スルホン酸・スルフィン酸・スルフェン酸  (CF03160J)

物質索引 (11件)： Boc₂O ,  ジヘキシルアミン ,  ベンジルカルボニルクロリド ,  N-エチル-4-メチルベンゼンスルホンアミド ,  N-ヘキシル-4-メチルベンゼンスルホンアミド ,  N-メチル-4-メチルベンゼンスルホンアミド ,  N-イソプロピル-4-メチルベンゼンスルホンアミド ,  N-ヘキシルカルバミド酸tert-ブチル ,  N-エチルカルバミド酸ベンジル ,  N-メチルカルバミド酸ベンジル ,  N-イソプロピルカルバミド酸ベンジル

タイトルに関連する用語 (2件)： 窒素 ,  求核的置換