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J-GLOBAL ID：201302267897413206   整理番号：13A0249629

マンニトールは成長期ラットにおいてカルシウムおよびマグネシウムの吸収と保持を亢進する

Mannitol improves absorption and retention of calcium and magnesium in growing rats

著者 (4件)： XIAO Jin (Div. of Bioscience, Fac. of Agriculture, Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  LI Xiao (Div. of Bioscience, Fac. of Agriculture, Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  MIN Xiao (Div. of Bioscience, Fac. of Agriculture, Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  SAKAGUCHI Ei (Div. of Bioscience, Fac. of Agriculture, Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： Nutrition  (Nutrition)
巻： 29  号： 1  ページ： 325-331  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： T0836A  ISSN： 0899-9007  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:多くの有用な特性を持つ難消化性糖質は,食品製造や医薬品産業で使用されることが多い。成長期ラットにおけるカルシウム(Ca)およびマグネシウム(Mg)の吸収と保持に及ぼすマンニトールの効果について検討した。方法:実験1として,4週齢のWistarラット雄に,対照飼料(C)またはマンニトールをそれぞれ2%(2M),4%(4M),6%(6M),8%(8M)含む飼料を28日間摂取させ,CaとMgの吸収と保持を測定した。摂取試験の最後の7日間に,非吸収性マーカーとしてクロム媒染セルロースを試験飼料に添加し,腸の各部分におけるCaとMgの吸収性を推定した。実験2として,9週齢のWistarラット雄に3種類の試験飼料(C,4M,8M)を7日間摂取させ,盲腸評価項目を測定した。結果:Caの吸収と骨中保持量の有意な増加が,6Mおよび8M群で認められた。Mg吸収量は4M,6Mおよび8M群で有意に増加し,Mgの骨中保持量は8M群で有意に増加した。盲腸消化物中のCa/CrおよびMg/Crは,全群で同程度であった。糞中Ca/Crは6Mおよび8M群で有意に減少し,Mg/Crは4M,6Mおよび8Mで有意に減少した。実験2において,盲腸重量および盲腸組織重量は8M群で有意に増加した。マンニトール摂取後,盲腸内の有意なpH低下と有機酸濃度の有意な変化が同時に認められた。結論:CaとMgの吸収および保持は,マンニトール摂取により盲腸内でのマンニトールの発酵を通じ促進した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 甘味料 ,  *カルシウム ,  *マグネシウム ,  無機質代謝 ,  消化管吸収 ,  バイオアベイラビリティ ,  ラット ,  雄性 ,  成長期 ,  食餌効果 ,  骨 ,  盲腸 ,  消化器内容物 ,  消化管発酵 ,  用量作用相関 ,  糖アルコール

分類 (2件)： 砂糖以外の糖  (FJ05020L) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (1件)： マンニトール

タイトルに関連する用語 (6件)： マンニトール ,  成長期 ,  ラット ,  カルシウム ,  マグネシウム ,  亢進