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J-GLOBAL ID:201302267969283787   整理番号:13A1933985

インクジェットプリントヘッドの機能部品における形状形成用パンチの寿命向上に関する研究

Research on the Improvement in a Durability of the Punch for a production in the Functional Component of an Inkjet Print Head
著者 (5件):
資料名:
巻: 79  号: 12  ページ: 1240-1245  発行年: 2013年12月05日 
JST資料番号: F0268C  ISSN: 0912-0289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,ニッケルキャビティ基板の加工時の加工力に着目し,精密金型の形状形成用パンチの寿命(寿命とは,精密金型の加工をスタートしてパンチが破壊に至るまでの寿命)を向上させる手段の確立である。インクジェットプリンタでの高速化と高画質化を両立できるニッケルキャビティ基板を形成する過程で,精密金型の形状形成用パンチ2の寿命が低く,パンチ1が800回,パンチ2が550回で,パンチ1が耐久性に優れていた。この原因は,圧力室を形成するときの加工力が大きいために,パンチ2へ負荷する力が大きくなると推定して,次の対策,すなわち,1)パンチ1の形状を補正し,パンチ2の根元部に作用する弾性変形を抑えること,2)研削加工によりパンチ2の表面を鏡面に仕上げ,DLCによる表面処理をすること,を実施した。1)と2)の結果として,パンチ2の寿命が550回から8000回となり15倍に向上した。これらからWEDM,PG,コーティングなどの各種検討結果により,最も良好な結果が得られる条件を明らかにし,ニッケルキャビティ基板を実用化した。この手法は,多種多様な分野で適用される精密金属部品で,高精度化のための有効な工法の一つとして,展開と応用が期待できることを示した。
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分類 (2件):
分類
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入出力装置  ,  特殊成形 
引用文献 (20件):
  • 1) 早乙女康典:マイクロ成形加工の現状と展望,塑性と加工,49, 570 (2008) 614.
  • 2) 田中茂雄:マイクロ犠牲樹脂型インサートを用いた金属粉末射出成形の高品質化,塑性と加工,49, 570 (2008) 624.
  • 3) 木内学:「精密部材成形用材料創製・加工プロセス技術の開発」成果の概要,精密塑性と加工,49, 570 (2008) 643.
  • 4) 平井義彦:ナノインプリントリソグラフィの基本と応用,塑性と加工,49, 570 (2008) 664.
  • 5) 小林道雄:電鋳金型技術の開発動向,塑性と加工,50, 577 (2009) 83.
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