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J-GLOBAL ID：201302268044380797   整理番号：13A0645205

淡水アオサ(Chlorophyta)とその生息場所内における金属(Co,Cr,Cu,Mn及びZn)の蓄積

The accumulation of metal (Co, Cr, Cu, Mn and Zn) in freshwater Ulva (Chlorophyta) and its habitat

著者 (3件)： RYBAK Andrzej (Inst. of Environmental Biology, Fac. of Biology, Adam Mickiewicz Univ., Dep. of Hydrobiology, Umultowska 89, 61-614 ...) ,  MESSYASZ Beata (Inst. of Environmental Biology, Fac. of Biology, Adam Mickiewicz Univ., Dep. of Hydrobiology, Umultowska 89, 61-614 ...) ,  LESKA Boguslawa (Fac. of Chemistry, Adam Mickiewicz Univ., Dep. of Supramolecular Chemistry, Grunwaldzka 6, 60-780, Poznan, POL)
資料名： Ecotoxicology  (Ecotoxicology)
巻： 22  号： 3  ページ： 558-573  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： W0694A  ISSN： 0963-9292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 湖沼水及び河川水中における金属類(Co,Cr,Cu,Mn及びZn)の生態内蓄積体としての淡水アオサ(Chlorophyta)の可能性を3つのタイプのサンプル(水,堆積物及びアオサの葉状体)中で2010年の夏に毎週調査した。淡水アオサのサンプルはバルチック海盆地から250km離れ,相互に53km離れた2つの水域生態系から採集した。大都市の中心部に位置する1つの流れ湖が第1の貯水池(10地点)であり,第2は都市郊外河川であった。河川及び湖沼からのアオサ組織内の平均金属濃度はMn > Zn > Cr > Cu > Co及びMn > Cr > Zn > Cu > Coの順であった。さらに,アオサ葉状体と河川水のMn濃度の間に負の有意な相関が観察された。それに加え,アオサ葉状体,水及び堆積物中の異なる金属濃度の間に数値的な相関が認められた。アオサ葉状体サンプルを採取した生態系のタイプに無関係に,Mn及びZnの最大濃度とCoの最小濃度がアオサ葉状体中で見出された。本研究で調べた淡水アオサ個体群は,海洋生態系からのその属の分類種よりも高いMn及びCr蓄積によって明確に特性化された。計算された生態内蓄積係数は,淡水アオサが淡水生態系内における微量金属類の生態内蓄積体としての高い潜在能力を確認する。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *重金属汚染 ,  環境影響 ,  湖沼汚濁 ,  河川汚濁 ,  *アオサ ,  *生体内蓄積 ,  生物濃縮
準シソーラス用語： 生物濃縮係数

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (10件)： 淡水 ,  アオサ ,  Chlorophyta ,  生息場所 ,  CO ,  Cr ,  Cu ,  Mn ,  Zn ,  蓄積