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J-GLOBAL ID:201302268048897573   整理番号:13A1856908

キュウリのズッキーニ黄斑モザイクウイルス抵抗性の劣性遺伝子zymの高解像度マッピング

High-resolution mapping of zym, a recessive gene for Zucchini yellow mosaic virus resistance in cucumber
著者 (8件):
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巻: 126  号: 12  ページ: 2983-2993  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)はウリ科作物の果実の収量損失を引き起こす病害の原因となる。ZYMVの抵抗性はしばしばキュウリで劣性に遺伝するので,マーカーアシスト選抜(MAS)はキュウリの抵抗性品種開発のための有用なツールである。感受性「CS-PMR1」と抵抗性「A192-18」キュウリ近交系間の交雑から得られたF<sub>2:3</sub>個体群の128ファミリーを用いて,筆者らはZYMV抵抗性が単一の劣性遺伝子座:zym<sup>A192-18</sup>によって与えられることを確認した。筆者らは,7つの連鎖群(染色体)に分離する125シンプルシーケンスリピート(SSR)マーカーを含むキュウリの遺伝的連鎖を作成した。2つの近くに連鎖するSSRマーカーから0.9と1.3cMの遺伝的距離で染色体6上にzym<sup>A192-18</sup>遺伝子座をマップした。筆者らは,ハイレゾルーション遺伝子地図作成のために,zym<sup>A192-18</sup>遺伝子座で共分離する新規な分子マーカーを同定した。キュウリのゲノムと分子マーカー源および2429植物のF<sub>2</sub>個体群のスクリーニングを用いて,筆者らはzym<sup>A192-18</sup>遺伝子座を6つの候補遺伝子を含む2つのSSRマーカーによって近接する<50kbゲノム領域に制限した。候補遺伝子のコーディング領域配列解析によって,液胞蛋白質ソーティング関連蛋白質4様(VPS4様)遺伝子が親系統間に2つのSNPsを持つことが明らかになった。VSP-4様遺伝子のSNPsに基づき,筆者らはzym<sup>A192-18</sup>連鎖DNAマーカーを開発し,これらのマーカーと関連する遺伝子型がキュウリの48近交系のZYMV抵抗性表現型と相関することを見出した。筆者らのデータによれば,VSP-4様蛋白質をエンコードする遺伝子はzym<sup>A192-18</sup>遺伝子座の候補である。これらの結果は,キュウリのZYMV抵抗性のMASのために価値があるであろう。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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作物の品種改良  ,  野菜  ,  ウイルスによる植物病害  ,  遺伝子の構造と化学 

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