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J-GLOBAL ID:201302268104789541   整理番号:13A0412278

巨大DNA-蛋白質多分岐複合体の高次構造変化を介する酵素活性の増強及び変調

Enhancement and Modulation of Enzymatic Activity through Higher-Order Structural Changes of Giant DNA-Protein Multibranch Conjugates
著者 (9件):
資料名:
巻: 51  号: 51  ページ: 12694-12698  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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巨大DNA-蛋白質多分岐複合体を初めて調製し,調節されたDNAの高次構造の変化が,蛋白質(酵素)の機能に及ぼす影響を検討した。まず,β-ラクタマーゼに対する比較的短鎖の二本鎖DNAの結合の可能性を検討した。その手法を利用し,短鎖の二本鎖DNAを48.5kbpのλファージDNA(λDNA)に変えて検討した。但し,λDNAはオリゴヌクレオチドとは異なり,立体障害等による反応性低下が確認されたため,λDNAの粘着末端の一つに相補的なビオチン化オリゴヌクレオチドを用いた2段階の反応で,目的とするストレプトアビジン-β-ラクタマーゼ(S-βLac)1分子に1~4分子のビオチン化λDNAが分岐した4種の複合体(S-βLac-λDNA)を得た。次に発色基質ニトロセフィンを用い,スペルミン(SPM4+)及びNaClの存在及び非存在下で,β-ラクタマーゼ活性に及ぼすλDNA複合体化の影響を検討した。その結果,β-ラクタマーゼ活性は,巨大DNAによって作り出された微小環境により強く影響を受け,DNAが非折畳み状態のとき酵素活性は増強し,コンパクション化すると低下することが示された。た,複合体化した蛋白質は,逆に,生化学的及び生物物理学的刺激に応答するDNA高次構造変化のレポーターとして利用できる可能性が示唆された。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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