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J-GLOBAL ID:201302268235969030   整理番号:13A1444039

ヒドリド移動反応に関する古典的ではあるが新規な運動論的方程式

A classical but new kinetic equation for hydride transfer reactions
著者 (11件):
資料名:
巻: 11  号: 36  ページ: 6071-6089  発行年: 2013年09月28日 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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遷移状態理論に従った,ヒドリドドナーのヒドリドアニオン放出とヒドリドアクセプタのヒドリドアニオン捕獲のMors型自由エネルギー曲線を使用して,種々のヒドリド移動反応の活性化エネルギーを見積もる,古典的ではあるが新規な運動論的方程式,ΔG=ΔGH-D(XH)+ΔGH-A(Y+),を開発した(式中,ΔGH-D(XH)はヒドリド自己交換反応でのヒドリドドナー(XH)がヒドリドイオンを放出するためのヒドリドドナー(XH)結合活性化エネルギー,ΔGH-A(Y+)はヒドリドアクセプタ(Y+)の結合形成自由エネルギー)。そしてそれにより,本研究では,アセトニトリル中での187種の典型的ヒドリド自己交換反応および3万以上のヒドリド交差移動反応の活性化エネルギーを支障なく見積もることができた。この運動論的方程式の開発は,ヒドリド移動反応が関連する化学結合変化にだけ基づいているため,この運動論的方程式はプロトン移動反応,水素原子移動反応および化学結合の開裂と形成が関与している他の全ての化学反応に適用できた。この研究で最も大きい成果の1つは,ヒドリド移動反応に関する運動論的方程式と熱力学方程式の完全な一貫性を達成したことである。
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分類 (1件):
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反応速度論・触媒一般 
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