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J-GLOBAL ID：201302268302423188   整理番号：13A1411910

フレーム原子吸光分析法による食品及び環境サンプル中の数種類の金属の測定のための共沈法

A coprecipitation procedure for the determination of some metals in food and environmental samples by flame atomic absorption spectroscopy

著者 (3件)： OEZDEMIR Coskun (Erciyes Univ., Kayseri, TUR) ,  SACMACI Serife (Erciyes Univ., Kayseri, TUR) ,  KARTAL Senol (Erciyes Univ., Kayseri, TUR)
資料名： Analytical Methods  (Analytical Methods)
巻： 5  号： 16  ページ： 3977-3983  発行年： 2013年08月21日 
JST資料番号： W2324A  ISSN： 1759-9660  CODEN： AMNECT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,重金属のフレーム原子吸光分析法の前処理としてのニッケル・ベンゾインオキシム沈殿を用いた迅速かつ簡便な新規の共沈法の開発を行った。クロム,銅,鉄,鉛,パラジウム,及び亜鉛を含有する分析用の汚水及び食品の調製溶液に,キャリア元素としてニッケルとα-ベンゾインオキシムを添加し,沈殿を形成させた。この沈殿を硝酸に溶解させて,フレーム原子吸光分析法で重金属の分析を行った。その結果,共沈の最適条件は,試料溶液のpHが8.5,α-ベンゾインオキシムの添加量が100mg,キャリア元素のニッケルの添加量が0.25mg,処理時間が10分間であった。この最適条件における検出限界は,0.1~5.3μg/Lであった。環境水試料や食品試料の分析では,標準偏差5%以内,回収率95%以上の良好な分析結果が得られた。

シソーラス用語： *フレーム原子吸光分析 ,  *重金属汚染 ,  *分析 ,  *食品分析 ,  *共沈 ,  検出限界 ,  ニッケル ,  前処理
準シソーラス用語： *フレーム原子吸光分析法 ,  *環境分析 ,  *共沈法

分類 (3件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： ベンゾインオキシム

タイトルに関連する用語 (4件)： フレーム原子吸光分析法 ,  食品 ,  環境サンプル ,  共沈法