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J-GLOBAL ID:201302268302748028   整理番号:13A1439270

タンザニア,シャツキーライズ及びエクスマス海台からサントニアン-カンパニアンの浮遊性有孔虫:種の深さ生態学と古海洋学的推論

Santonian-Campanian planktonic foraminifera from Tanzania, Shatsky Rise and Exmouth Plateau: Species depth ecology and paleoceanographic inferences
著者 (4件):
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巻: 103  ページ: 15-29  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W2182A  ISSN: 0377-8398  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サントニアン-カンパニアンは,チューロニアンに生じた後期白亜紀グリーンハウス最温暖期の後の寒冷化傾向とともに,それとおそらく関連した浮遊性有孔虫の大規模な群集転換を含むことで注目される時期である。タンザニア南東部のサントニアン-カンパニアンシーケンス産の原初を保存した浮遊性有孔虫の採取は,動物群変化の考察及び種に特異的な安定同位体(δ13Cとδ18O)のサインの考証を可能にする。これらの同位体データは,種の古生態学的選択や大規模な古海洋学的変化の推定のために理想的である。本研究では,Marginotruncana coronata,M.undulata,M.marginata,M.pseudolinneiana及びSigalia carpaticaのガラス質標本のδ18Oとδ13Cの初めてのデータを報告する。シャツキーライズ(国際深海掘削計画ODP Leg 198,Hole 1210B)とエクスマス海台(ODP Leg 122,Hole 762C)からの更なる結果は,種生息環境選択と古海洋学的状況に関して地理的規制を備えている。同位体分析によると,Globotruncana bulloides,Contusotruncana fornicata,C.plummerae及び恐らくmarginotruncanidを含む二重キールを持つ種は表層混合層に生息していたが,2列状旋回のGublerina rajagopalaniは永久水温躍層の生息者だったと考えられる。このように,殻形態と現生分類群との類似に基づく深度-分布モデルは適用できないという最近の提案を確証する。全調査地点で,浮遊性有孔虫群集の変化は,いくつかの生態学的期間(各期間は特徴的な分類学的構成や種多様性の増加/減少で特徴づけられる)を定めるのに用いられる。地球化学・古生物学的観察と結びつけると,タンザニアでは中期-後期カンパニアンまでに成層した上部水柱が発達したが,シャツキーライズとエクスマス海台ではあまり成層しないか中栄養の状態が優勢だったことを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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中生代  ,  同位体地質学 

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