抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ターボファンエンジンの開発史について述べた。本稿ではV2500の開発について説明した。1971年の通産省工業技術院(NAL)の大型工業技術開発制度により,ターボファンエンジンFJR710の研究開発が開始された。NAL計画のSTOL実験機「飛鳥」に当エンジンが搭載され,飛行試験が行われた。この成果は,イギリスのRR社とJAEC(航空機用エンジン技術研究組合;IHI,KHI,MHI)による,100~120席航空機用エンジンRJ500開発計画へ進展し,さらに,1983年からの,日,英,米,独,伊の5カ国による,V2500ターボファンエンジン共同開発に発展した。JAECはファンと低圧圧縮機の開発を担当した。V2500ターボファンエンジンはエアバスA320へ搭載された。次いで,当エンジンのストレッチ型V2500-A5とV2500-D5の開発に発展し,各々,A321およびMD-90-30に搭載された。