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J-GLOBAL ID:201302268358946264   整理番号:13A1034379

副甲状腺ホルモン関連蛋白質の関節内注入とコラーゲン-絹の2層性足場の移植の併用による骨軟骨修復の促進

The promotion of osteochondral repair by combined intra-articular injection of parathyroid hormone-related protein and implantation of a bi-layer collagen-silk scaffold
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巻: 34  号: 25  ページ: 6046-6057  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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骨軟骨欠損の修復は足場により促進されるが,しばしば骨髄由来の間葉系幹細胞(BMSCs)の望ましくない最終分化を起こす事がある。副甲状腺ホルモン関連蛋白質(PTHrP)は異常な細胞分化を抑えると報告されているが,投与時期が不適切だと軟骨形成に有害な効果を起こす事がある。この研究の目的は骨軟骨欠損の修復の為にPTHrPとコラーゲン-絹の2層性足場を組み合わせる事で有効な組織工学の戦略を開発する事である。ウサギ膝関節欠損の修復に対するPTHrP投与とコラーゲン-絹の2層性足場移植の組み合わせの相乗効果の基本的メカニズムを検討した。in vitro試験でPTHrP投与はアリザリン・レッド染色と最終分化関連マーカーの発現を有意に減少させた。これは標準的なWnt/β-カテニン・シグナル伝達経路活性化の遮断を介して一部達成される。in vivo修復試験では,PTHrPの関節内注入をコラーゲン-絹の2層性足場の移植と共に3種の時間帯(4-6,7-9,10-12週)で行なった。4-6週の時間帯にPTHrPで治療した欠損は他の時間帯での治療と比較して軟骨形成(細胞形態,Col2,GAG蓄積)の促進同様,最小の最終分化(肥大,骨化およびマトリックス分解)と共に良好な再生(軟骨と軟骨下骨の再構築)を示した。更に,PTHrP投与タイミングもPTHrP受容体の発現に影響し,したがって治療結果に影響した。今回の結果からはコラーゲン-絹の2層性足場の移植と共に損傷後4-6週でのPTHrPの関節内注入は最終分化を抑制し,軟骨形成を促進する有効な戦略であり,したがってウサギ・モデルにおいて軟骨修復と再生を改善する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  運動器系の基礎医学 

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