文献

J-GLOBAL ID：201302268370208600   整理番号：13A1098068

太陽電池応用の為のフェノチアジン系色素増感剤の光学特性と凝集:組み合わされた実験及び計算研究

Optical Properties and Aggregation of Phenothiazine-Based Dye-Sensitizers for Solar Cells Applications: A Combined Experimental and Computational Investigation

著者 (6件)： AGRAWAL Saurabh (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA) ,  PASTORE Mariachiara (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA) ,  MAROTTA Gabriele (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA) ,  REDDY Marri Anil (Indian Inst. of Chemical Technol., Hyderabad, IND) ,  CHANDRASEKHARAM Malapaka (Indian Inst. of Chemical Technol., Hyderabad, IND) ,  DE ANGELIS Filippo (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 117  号： 19  ページ： 9613-9622  発行年： 2013年05月16日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 色素増感太陽電池における増感色素の状態を調べることはその光電気化学的特性を把握する上で重要である。色素の状態を調べる為に用いられる分光法においてはスペクトルに及ぼす溶媒和と凝集の効果を区別して把握することが必要である。ここでは二つのフェノチアジン系増感剤についてDFT及びTDDFT計算と実験的な分光法により,溶液から酸化チタン表面へのこれら色素の吸着の際に起こるスペクトルのシフトは主として溶媒によるソルバトクロミズムによるもので,酸化チタン上での凝集によるシフトの寄与は小さいことを明らかにした。この結果はこの増感剤についてはケノデオキシコール酸の共吸着剤の効果がないこととも整合する。

シソーラス用語： 太陽電池 ,  *光増感剤 ,  *凝集 ,  窒素複素環化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  ソルバトクロミズム ,  *溶媒和 ,  密度汎関数法 ,  理論 ,  吸着 ,  スペクトロスコピー ,  酸化チタン ,  カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： TDDFT ,  *フェノチアジン類 ,  *紫外可視分光法 ,  *色素増感太陽電池

分類 (4件)： 電池一般  (YB04010O) ,  有機化合物の可視・紫外スペクトル  (BM08085G) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  吸着の電子論  (CB12042Y)

物質索引 (2件)： ケノデオキシコール酸 ,  3-(10-ヘキシル-10H-フェノチアジン-3-イル)-2-シアノプロペン酸

タイトルに関連する用語 (9件)： 太陽電池 ,  応用 ,  フェノチアジン ,  色素増感 ,  光学特性 ,  凝集 ,  実験 ,  計算 ,  研究