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J-GLOBAL ID：201302268417997757   整理番号：13A0349623

飼料用米調製利用技術の高度化 6 飼料用米生産・利用の経営評価

著者 (1件)： 淡路和則 (名古屋大)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 490  ページ： 25-28  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)飼料用米生産費について個別経営モデル(食用米1ha+転作0.5ha)と大規模受託経営モデル(食用米20ha+転作大豆12ha+稲作受託)を設定して比較検討した。中小規模経営において個別の転作対応として飼料用米を生産する場合,生産費100円/kgを切ることは難しく,受託面積が27haを超える大規模層が生産主体として望まれた。また,飼料用米の立毛乾燥によって生産費100円/kgを切る規模を11haに,さらに籾米給与によって5haにする可能性が示唆された。(イ)飼料用米利用による畜産物の高付加価値化のために消費者のイメージを把握したところ,8割近くが好意的イメージをもつが,価格高の受容は一般豚に比べて数%の水準にとどまっていた。飼料用米1kg当たり10円の追加費用は,飼料用米19kg/頭の給与で精肉価格が4円/kg高まれば吸収可能となる。(著者抄録)

シソーラス用語： *米 ,  *飼料作物 ,  製造原価 ,  作付体系 ,  経営分析 ,  *ブタ ,  養豚 ,  豚肉 ,  付加価値 ,  農業経営 ,  農業経済 ,  *飼料用米
準シソーラス用語： 高付加価値化 ,  *飼料米 ,  転作

分類 (2件)： 飼料一般  (FD07010W) ,  豚  (FD02040U)

引用文献 (2件)：

• 1) 農林統計協会(2000).農林水産統計用語事典農林水産統計協会.186-187.
• 2) 小沢亙・吉田宣夫編(2009).飼料用米の栽培・利用.創森社56-76.

タイトルに関連する用語 (4件)： 飼料用米 ,  調製 ,  高度化 ,  経営評価