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J-GLOBAL ID:201302268418414704   整理番号:13A0340466

2-チオチミンの項間交差過程に及ぼす状態固有の重原子効果 有望な光線力学療法光増感剤

State-specific heavy-atom effect on intersystem crossing processes in 2-thiothymine: A potential photodynamic therapy photosensitizer
著者 (2件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 044315-044315-9  発行年: 2013年01月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チオチミジンは腫瘍光線力学療法(PDT)での光増感剤として有望である。チオチミジンの発色団として,2-チオチミンは最低三重項状態T1(約100%)に対して項間交差の極めて高い量子収量を示す。これは基底状態への超高速内部転換により過剰電子エネルギーを散逸させる天然チミンの励起状態挙動とは対照的である。本研究では,2-チオチミンモデルの光物理機構を調べるために高レベル完全活性空間自己無撞着場とその二次摂動法を用いた。低位7電子状態,並びに10交点にある最小エネルギー構造を最適化した。計算ポテンシャルエネルギープロフィルとスピン軌道結合を基に,初めに存在した一重項状態S2から最低三重項状態T1への3つの競合する効率的非断熱経路を提案した。示された機構シナリオで最近の実験現象はよく説明できる。チミンと2-チオチミンの間の明確な光物理的挙動の原因は重原子効果であり,これは後者で特に高い。更に,この重原子効果は状態特異的であることが分かった。これは原則として2-チオチミンの光物理を調整するのに使うことができる。本高レベル電子構造計算もPDT中のチオチミジンの作用メカニズムを理解するのに役立つ。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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ピリミジン  ,  腫ようのその他の治療法 

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