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J-GLOBAL ID:201302268460147031   整理番号:13A0967135

「インド」を梃子とした低コストモノづくり インド自動車業界に見るコストイノベーションアプローチ

著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 20-29  発行年: 2013年05月20日 
JST資料番号: L3061A  ISSN: 0919-7133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1。インド自動車市場は,コンパクトカー・低価格帯の車種が中心であるうえ,マルチスズキなどの有力メーカーが高い市場シェアを保っていることから,後発企業にとって厳しい市場である。さらに近年,市場の多様化が進んでおり,各社は,コンパクトSUVなどのセグメントで車種展開を積極的に進めている。価格低減圧力が強いなか,調達・生産コストの低減を行いながら多様なニーズに応えつつ事業展開していくことが求められている。2。このようなインド自動車市場において外資系企業は,これまでのコスト低減を超えるインパクトを持つ現地化を進めることで,製品・事業の競争力をさらに向上させるコストイノベーションを実現している。その取り組みは,現地適合開発・調達面,車種開発面,販売・ビジネスモデル面など,多岐にわたる。3。こうしたアプローチは,高品質を売りに成功してきた日系企業にとって決して容易ではない。特に「すり合わせ」を中心とした設計開発プロセスを強みとする日系企業のなかには,インドでの現地化を難しいと感じる企業が多い。インドの強みを活かしながらコストイノベーションを実現していくには,設計開発プロセスそのもののある程度の定型化・標準化も必要となるだろう。4。拡大を続ける新興国ビジネスへの本格進出に向けてボリュームゾーンで戦える体制を整備していくことは,今後グローバル競争力と市場でのポジションを維持していくうえで不可欠である。紹介する先進企業にならい,日系企業も,コストイノベーションを起こす取り組みを本格的に検討する段階にきている。(著者抄録)
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分類 (2件):
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経営工学一般  ,  自動車・自動車工業一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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