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J-GLOBAL ID：201302268490237507   整理番号：13A0549269

開封旧内城の空間構成とその変容に関する考察-文殊寺・学院門社区の都市組織-

CONSIDERATIONS ON FORMATION AND TRANSFORMATION OF OLD CASTLE AREA OF KAIFENG, HENAN (CHINA): Urban tissues of Wen shu si & Xue yuan men she qu (district)

著者 (4件)： ZHAO Chong (滋賀県大 大学院環境科学研究科) ,  YU Hang (希望社) ,  布野修司 (滋賀県大 大学院環境科学研究科) ,  川井操 (北京UAA建築設計公司)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 685  ページ： 519-526  発行年： 2013年03月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,中国七大古都のひとつである開封(河南省)の,開封内城の中心に位置する文殊寺社区及び学院門社区を調査対象として,土地利用の変化を明らかにする。1)北宋・開封と現在の開封との違いを確認した。御街を中心にした内城中心部は,北宋代の位置に再建されて,城壁は金代に遡るものである。2)古地図により清末から現在に至る内城の変化を明らかにした。劉家住宅の存在が示すように,四合院住宅が町の骨格を形成していることが推測されるが,次第に崩れて「大雑院」化する。しかし,20世紀末までは,低層の住宅地の景観は内城中心部にも維持されてきた。3)大きく内城中心部の景観が変化したのは,21世紀初頭の数年間で,大規模な再開発によって,新たな都市型住宅としての「商用集合住宅」が建設された。

シソーラス用語： *中国中部 ,  *都市域 ,  空間構成 ,  *経時変化 ,  土地利用 ,  時期 ,  *独立住宅 ,  古建築 ,  都市再開発 ,  コミュニティ ,  市街地 ,  地図 ,  古文書
準シソーラス用語： *開封市 ,  文殊寺社区 ,  学院門社区 ,  北宋時代 ,  金代 ,  清王朝 ,  劉家住宅 ,  *四合院 ,  都城

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 開封 ,  空間構成 ,  変容 ,  寺 ,  都市 ,  組織