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J-GLOBAL ID:201302268511231199   整理番号:13A1888459

C型ナトリウム利尿ペプチド血漿レベルは肥満青年で減少している

C-type natriuretic peptide plasma levels are reduced in obese adolescents
著者 (10件):
資料名:
巻: 50  ページ: 50-54  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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子供における肥満の蔓延は循環器疾患(CD)の生涯リスクの大きさを増すかも知れない。現在,子供におけるCDのルーチンの前臨床マーカーとして推薦できるバイオマーカーに関する明確なデータが欠けている。C型利尿ペプチド(CNP)はCDにおける重要性が増している。心不全成人において,その血漿レベルは臨床上のおよび機能上の疾患の深刻度に関連する。筆者等は以前,健康な子供における年齢の関数として血液CNPに関し5つの異なる基準範囲を報告した。しかし,肥満の子供における血漿CNPレベルに関するデータは未だ欠けている。本研究の目的は肥満青年におけるCNPレベルを評価し,それらが健常被験者と異なるかどうかを検証することであった。血漿CNPをラジオイムノアッセイにより29人の肥満青年(年齢:11.8±0.4年;BMI:29.8±0.82)で測定し,BNPも測定した。血漿CNPおよびBNPレベルは,適正な参照値と比較して肥満青年で有意に低かった(CNP:3.4±0.2対13.6±2.3pg/ml,p<0.0001;BNP:18.8±2.6対36.9±5.5pg/ml,p=0.003)。男性と女性においてCNP値の間に有意な差異は見られなかった。成人で報告したように,肥満の子供においてより低い血漿CNPおよびBNPレベルを観察した。このことはこれらの患者における欠損したナトリウム利尿ペプチドシステムを示唆する。肥満青年で既に作動しているナトリウム利尿ペプチドの産生,排出および機能の調節の変化は,将来のCD発生に寄与するかも知れない。従って,ナトリウム利尿ペプチドの作用を促進する薬剤の入手可能性は,CDを阻止するための魅力的な治療のオプションを意味するかも知れない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生理活性ペプチド  ,  循環系の基礎医学 
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